2003年 霜月の車窓から・・

山口号運転も、毎年度11月でお終いとなります。
残り2週となった頃が、丁度「撮影」にもってこいの気候になりますので
最後の運転月を楽しめる事が出来ます。

11月23日


先ずは長門峡に行くことに。
山の色づきが本当、よく染まってますね。


道の駅 長門峡にて。
とても目立つところに「腕木式信号」が。
もともと長門峡駅の前に置かれていたのを
移設したものです。












屋台では何かおじさんが仕込んでいますが、
さて、何を作っているのでしょうか?

結構懐かしいお菓子なんですけどね。
(ヒントは、左にある機械です)
















(答え・・ポン菓子でした)


ますはいつもの定番である、「鉄橋」へ。
丁度小野田から来ていたおじいさんに誘われて、
良い場所を取らせて頂きました。

今日は適度に気温も冷えまして、風もあまり靡かず
外はこんなに良い紅葉。

カメラと撮影談義に花を添えながら、
シゴナナが来るのを待つだけ。

踏切がなり、駅に止まっているのが左後方から見えます。
安全弁の蒸気も、煙突からの煙も
真っずく伸び、「あとは煙がもっと出してくれると良いがのぉ・・」
と皆様、期待してます。


鉄橋通過。
なかなか煙も上手に出してはいましたが、

「う〜ん、もぉちっと(煙の量を)サービスしても
良いのじゃけどのぉ・・」

と物足らない様子のおじいさん・・・(^^;)

ま、風も吹かなかった分
様にはなりましたか!?

さて、お昼からは此方の常連さんでもある「鉄道君」のお誘いで、
上りの俯瞰撮影で有名な名所、牧ヶ野地区に行くことになりました。

津和野駅にて鉄道君を含め、お仲間さん3人とともに足を運ぶことに。
ふと、・・交番のポスターをちらりと見たら・・・

おおっ!我等の「若鷹軍団」・和田毅君が!

そうそう彼は地元、浜田高校出身でしたね。






「ルーキー和田、カウント2−1から、第4球目を投げた・・





空振りぃぃぃぃぃぃ!
三・振・っ!


この瞬間、午後9時2分、10月27日
福岡ダイエーホークス、4年ぶり2度目の日本一!
九州の鷹が、今、群れとなって福岡ドームに舞います!」





(RKB茅野アナの名実況でお伝えしました・・)

あの瞬間が頭の中にふと出てきました・・(笑)


さて連れて行かれたのは、
津和野町牧ヶ野の
「通称 スーパーゼットカーブ俯瞰」


近くの農道から入り、
山道を歩いて、途中さらに急斜面の獣道を
ひいひぃ言いながら歩くこと約20分で
この見晴らしの良い箇所につきます。

日陰の真下に山口線が走っているのです。

天気は良いのですが、線路側がかなり陰になってしまい
視界がひらけなかったですね。

条件がよければこの全景を使うと
蒸機が上手く撮れそうです。

先ずは、この綺麗な紅葉の全景を
一杯に撮るとしまして・・・

然し、こんなところよく開拓したものだなぁ・・
と、凄く感心してしまうのですが。


直前までどう撮ろうかと悩んでましたが、追いかけるようにとってみました。

「ポォ〜♪」と遙か向こうから汽笛がよくこだまするんですよね。
また、本当静かな場所だから、ドラフト音が遠くからもよく聞けるんですよ。
此は新たな発見でした。

丁度陰が強いのが幸いしたか、線路にライトの光がギラリと反射され、
いい感じに写りましたね。
風もあまり吹かず、丁度気温も冷たくなった頃で、綺麗な白煙が延びてくれました。

帰りは慣れない登山でしたから、軟らかい地盤に何度も足を取られたりして
額に木の枝でひっかいた「擦り傷」をつくったりと・・・悪戦苦闘しましたが、
いい画が撮れました。

OLYMPUS CAMEDIA C-720UZ使用)


戻ります