汽車は田代トンネルから、篠目へ向かう
25パーミルの勾配をあえいで登ります。

今回、DD51の連結もあって煙を期待した方は
少なかったようですが、どうも「爆煙」を
リクエストされた方が多かったようで。
田代越え〜篠直(篠目までの直線区間)は、
「煙バクバク」吐き放題でした。^^ゞ

おかげで、展望車にいた私は
煙に巻きまくり・・

今回、特別限定という事で買ったのが、「合格祈願オレンジカードセット」
小郡から篠目までの勾配図が書かれた台紙に、カードと「滑り止めの蒔き砂」
この砂、実際に使われているシゴナナの砂で、防府天満宮で祈願をされた物だとか。(滑り止めに引っかけて)

「受験生の皆さん、今が踏ん張り時です!」

右は、定番の「SL弁当」
津和野の山菜に、椹野川(ふしのがわ〜山口市内へと注ぐ大河)の「白鮠(はや)の甘煮」
徳地のゆず味噌、・・・大変美味しゅう御座いました。(御満悦)


今回、停車駅は特別に変更されていて、
篠目から徳佐まではノンストップです。

(←長門峡 手前付近)そのせいか、いつもと駆けるスピードが速い。

然し、この日、気温は3度
風切る空気は非常に冷たい!!


今回の「撮影タイム」は、徳佐駅。
「停車時間は11分で御座います。」

待っていましたとばかりに、記念撮影の
人だかりです


ここに到着すると、篠目より一層
体感温度が寒くなります。

ふと、向こうをみたら・・・


十種ヶ峰(とくさがみね)は、「真っ白!」
ここは、標高約400メートルの高地なんです。
(しかも、十種ヶ峰は標高989メートル)

周囲の山々も真っ白!
元日に大雪が降ったらしく、徳佐から津和野間は
雪が解けきれずに残っていました。

今回、「鐵ちゃん」達には◎の条件だったようで、
徳佐の「定番カーブ撮影地」は、いつもの数倍の
カメラ行列が!!

これは驚きました。

ここでもリクエストにお答えして、
「煙」と「ドレン」がバクバク!!!
(その附近を通過したところ 


目的の「初詣」にやって参りました。
津和野の名所「太鼓台稲成神社」

日本五大稲荷の一つで、ここだけ唯一「稲成」と書くんです。

右は、駐車場から眺めた津和野の町並みです。
大鳥居附近が国道9号からの入口で、下に続いている線路が山口線。
山口号が煙を棚引いて走る姿は、本当良い眺めですよ。
お時間があれば津和野城リフトに乗って、城跡から見下ろすのも格別です。

津和野城リフトへ行く車道から行けますが、
登るならやはり、赤鳥居の連なる「山道の参道」へ行くことをお薦めします。


初詣も終わり、シゴロクと一緒に帰路へ。
私が、寒さと前日の仕事疲れで「爆睡」する中、
今日も無事、シゴロクは「大役」をこなしました。

私が帰宅後、風呂に入ったら・・・顔が煤だらけ!
シャンプーしたら泡が真っ黒!しかも煤が髪の奥に潜ってる!! 


夢中になって気づかず「参拝」していたとは・・

昔の機関士さんと、旅人の苦労がよく分かるような気がした、
今回の「初詣」でした。(笑)


戻ります