(豪雨の) 山口号25周年記念運転

8月1日は、C571山口号が昭和54年に運転を開始した日。
毎年、その記念に因んだ催し物があります。・・・・
今年の記念日は、前日、台風10号接近に見舞われまして、運休か決行か?と
揺れ動く週末となりました。・・・そして、なんとか運転が決まったのは決まりましたが・・・

今回の撮影予定地である、篠目地区。
県央部は台風が去ってもまだ雨の勢いが強く、
全くやむ気配はなし。

今回、篠目でC57・C56の交換実現という、
運転開始から初めての大イベントだというのに、
この酷さは何なのだ!?

車でお越しの方は駅構内、周辺での駐車が出来ない為、
小学校跡地への駐車となりました。
ここからの斜面を狙って準備していた方も多かった
のですが、流石に私は映りに期待できなかったので、
降りて篠目駅へ向かうことに。



篠目駅の様子。

なんだか、映画「未知との遭遇」のクライマックスみたいですが・・・

本来だと飲食品なども売られる予定でしたが、結局駅舎での車輌部品にオレンジカード販売のみとなりました。
この部品というのが・・・荷物棚とか、扇風機の飾りとか・・
素人さんが見たら「只のがらくたじゃないの?」と言われそうですが^^ゞ、
そんな中でまぁましなのが、左下の写真にある「目玉商品」。

果たして、5万円の高級品を購入した人はいたのかな?(笑)

私は此処でオレンジカードを買ったはいいですが、職員の方が防水対策を全くしていなかったので、
台紙がぐっしょりと濡れてしまいました・・・(T▽T)

さて篠目駅の御案内を。
仁保から25パーミル(25/1000)の勾配を登っていきますと、
到着しますのがこの駅。

給水塔・腕木信号機も残っていて、撮影の定番地です。

蒸機時代は通称「峠の茶屋」といわれ、補給などをしたり、
車掌・機関士さんが一息入れた所。
夏には、駅員が乗客にも冷たいお茶を差し入れしていたそうです。

当日は乗客と式典関係者・取材スタッフ以外は
ホームに立ち入りが出来ない為、駅舎側から
一般の方は見物です。
到着時刻前になると・・・さらに雨は酷くなるばかり。
関係者の皆様、段取りに苦労しそうです。


11:37、津和野側から、「SLやまぐち25周年記念号」が入ります。

この画像で見ての通り、、如何に当日の雨が酷かったか
お分かりでしょうか?


右下 きらら地鉄部長さん撮影(掲示板投稿写真から)

篠目に到着して間もなく、「SLやまぐち・25年ありがとう号」も同時に入線。
さらに雨量は増して、風も吹き付け、酷い映りになりました・・・( p_q)
予定よりかなりダイヤが乱れていたせいか、かなり行事進行が慌てている模様。


二つの蒸機が同時に汽笛を奏で、篠目の山間に綺麗にこだまする良い場面・・・
なのにまた雨は酷く打ち付けます・・・(_△_;

C571が去年以来の「赤プレート」で登場し、特製ヘッドマークもなかなかいいものなのですが・・
本当、雨ばかり写っちゃう悲しい出来になっちゃいました。

8月いっぱい、C571はこの容貌で走り続けると言うことなので、次回、天気の
良いときに良い姿を撮りに行こうと思います。

それにしても・・・山口鉄道部様。本気の御願い!
私を含め、泣きを見てしまった皆様の為にも是非「お詫び運転」して頂けませんかねぇ?

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