8月の終わりに交通事故で大怪我をして、「さよなら58654」運転を拝めることができず、
退院後も「せめて、この時期だけは見に行かないと・・!」、と、今年最後の蒸機の走りをみたくて
秋の山口線に行くことにしました。
前回同様、鉄道遺構のネタですけど。 いつも山口に向かう際、菊川町経由で行くのですが、 途中こんな碑が立ってます。 嘗て下関市小月−菊川町田部−豊田町西市と 結んでいた「長門鉄道」の跡なんですね。 その長門鉄道を走っていたと言われる 103号機関車が、加悦SL広場にあるんだそうな。 (他に詳しいこと知っている方がいれば、教えてください。) |
さて
まだ私も「怪我人」の身ですから、今回はお手軽撮影地を中心に 行くことにしまして、先ずは、此処「長門峡」から。 朱くなった山々を背景に、「爆煙」が棚引きます。 この時期、阿東町は気温がぐっと冷えますので、 良い条件に応えてくれます。 |
ということは、お客さんも当然多いわけでして・・・(^^;) やはり阿東の里は、「染まり方」が下関と全然違いますね。 山が一気に朱くなるのが特徴です。 |
徳佐の定番地でも、御覧の通り。 |
11月の津和野は、もう秋の終わりに近づいてます。 それもあって、観光客も多いですね。 |
途中、太鼓台稲成へ行く道に大きな銀杏の木。 「緑」に「銀杏」の葉という、 調和の取れた絨毯柄のよう。 |
|
「津和野には、丸ポストがよく似合う」 ・・って、誰が言ったかどうか・・? 街の中にはいると、案外、丸ポストを見かけます。 ただ、このポスト、設計が如何せん昔のモノですから、 最近は定形外・冊子・ エクスパックといった大型郵便の扱いが 多いおかげで、どうしてもそれに対応できない という問題もありまして・・・(^^;) でも、田舎の街並みには欠かせない 「演出品」ですからねぇ・・。 |
さて、続いてはその「丸ポスト」がある箇所から。 ここに来ると、秋の雰囲気が一層よく出ています。 右写真の上に見えるのが、「津和野城跡」ですね。 |
|
さて、出発時刻がきました。 新たな発見(というより、通っている人には見慣れているはずだけど・・)だったのですが、 一番向こうから、汽笛と共に「爆煙」と「前照灯」が遠くから来るのが、 よく分かるんですね。 |
|
カーブに近づいてきまして・・ | |
綺麗な「爆煙」を棚引かせて、走り去っていきます。 | |
再び、長門峡にて。 今年のC571による「山口号」も、お終いです。 9月に台枠損傷もあって、運転が継続できるか 不安視されましたが、なんとか最後を無事飾ってくれました。 この後「シゴナナ1号機」は、約半年間の「ドック入り」で 梅小路に渡ることになり、長いお休みとなります。 平成17年の大晦日と18年の正月の初詣号は、C56160が努めます。 |