最終便での記念式典に向けて準備が始まりました。 この日のためにわざわざ、JR広島支社の「美女軍団」も登場(笑) |
くす玉も掲げられまして・・ | |
最終便が本山に到着。 しかも2分遅れ・・ |
市長(右上)に、商工会議所所長に、 小野田駅長、JR広島支社次長(左下)などが出席し、 「卒業式」のように、式は始まりました。 |
次長のご挨拶では、
今後、クモハ42は暫く下関で一旦管理されるのだそうで
色々な催し物等の機会で、動かすことも検討に入れたい。とのこと。
これに答えるかのように、小野田市長のご挨拶は・・
「是非、小野田で活躍したこの列車を、我が小野田市で保存したい!」
と熱弁しておりました。
(お客さんから「動態保存にしてぇ〜!」というラブコールも(笑))
最後の大役を任された、車掌さんと運転手さんに「花束贈呈」
そして、「出発進行」の合図と共にくす玉が割られ、
超満員に膨れた最後のお客さんを乗せて、18時35分、
和太鼓保存会の太鼓演奏に見送られて、最終便が本山を去った・・
時は流れ、「葡萄色」の電車は消えていく。 少年の日が二度と還らないように。 クモハ42もまた、去って還らない・・ 人はいう。 クモハ42は、小野田市の心の中を走った 「青春」という名の電車だと・・・ |