D51 18

「グアアアァッ…」

宇部市常磐公園に来ました。
此処で生まれた全国区のアイドル、ペリカンの「カッタ」君で〜す!!
(今は公園のペリカン島で過ごしています。)

「グアアァッ!!」
なに?此処で見せたか物のあっでぇ、付いて来んしゃい!!

と言うわけで、大きな嘴に袖を引っ張られてやって来たところは…

この公園内にある、石炭記念館の側。
(この宇部は工業都市でもあり、嘗ての「炭坑町」でもあったのです。)
ここ山口でも、「蛞蝓」デゴイチが見られるんですね。

昭和11年汽車製造製というわけで、
14号(真のデゴイチ1号機)と「同期の桜」なのです。

 昭和23年門司に配置され
昭和41年頃に出水−
昭和43年吉松へ転じてのち
昭和45年10月14日〜昭和47年12月1日
まで厚狭に配置されました。

こうして近くで見ると
塗装があちこち落ちていますね。
もう少し、保存が丁寧に行き届いていたらなぁ…

この18号は今は「ときわ号」として、
此処の白鳥、黒鳥、ペリカン達に囲まれ、
お子様の人気者として休日は多くの人に遊ばれながら、余生をおくっています。
将来汽車を動かしたい!!と大きな夢を抱く子供達が、
再び沢山宇部から出てくる日を願いつつ…

(此処の出身でもある西村知美様は、この「デゴイチ」に触れて
「知美ワールド」を体験したことがあるのでしょうか…余談でした。)


では、D51 18号機をご覧下さい。
(平成19年(2007)5月14日 撮影)