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街の中心にある小さな公園に、デゴイチが保存されています。
昭和19年 |
9/29 |
三菱重工業三原製作所(製造) |
昭和19年 |
10月 |
門司機関区に所属 |
昭和31年 |
12月 |
南延岡機関区に所属 |
昭和49年 |
4月 |
昭和51年 |
9月 |
大分機関区に係留 |
・・と、読めるのですが・・・。
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近年塗り替えたと聞いてはいたものの、ごらんの通り、
手入れがあまりされておらず色褪せてきて、苔まで生えて・・・。
このデゴイチは、熟練工の不足していた戦時中の昭和19年に製造されたものです。
その特徴として、通常流線型であるばすなのに、急な製造の為都合上
角を落としたような変形蒲鉾型ドームとなりました。
1976年、大分機関区で廃車後、由布院ねむの木キャンプ場の宿泊施設として
使われましたが、廃業後に現在地に移転したそうです。
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しかし、外板の痛みは酷いし、動輪に大きな傷が入っているし・・。
観光地内の一番目につく場所にあるのですから、もう少しましな整備は出来ないものか。
ゆふいんの森だけが、湯布院の汽車ではないのです。 |