C12 64(旧志布志線 今町駅跡)


製造以来、昭和16年函館〜
24年標津〜36年小樽築港と
北海道で活躍し、手宮駅構内入れ換えの無煙化で
昭和49年5月、C12 225
(姶良郡牧園町高千穂 霧島高原国民休養地
国民保養センターで保存)
と共に、吉松機関区へ転属し、
山野線で使用されました。


実は当時政府から、使える機関車は検査期限まで
出来るだけ使う様指示があったらしく、
当時吉松ではC56が使われていたものの、
次々と引退し、一時南延岡区などからC12を
転入させて代替していたのですが
期限切れもあって、
北海道から配転されたそうです。

昭和50年2月8日に、吉松にて廃車後、
都城市市立体育館前に保存されていましたが、
旧志布志線にあった、今町駅跡の「今町鉄道記念公園」
に移転し、屋根付きの柵の中に保存されています。


北海道時代の名残で
昇降式スノープラウ用シリンダ−、
シ−ルドビ−ム副灯、
入換用デッキ付きの手すりが
そのまま残っています。

腕木信号機や信号器具箱などが展示されている。
片式ホーム2面も残っているそうです。
 
写真提供 芽紅さん


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