C57 175
宮崎市 青島総合運動公園・自然の家内


(写真提供全て 「ふる里の蒸気機関車」伴達也様 有り難う御座います。)

昭和21年三菱重工神戸造船所にて製造された3次型のシゴナナで、
鳥栖に新製配備されました
その後、1963年に早岐へ異動しますが、(解体された158号機とほぼ同じ経歴ですね。)
1972年に鹿児島へ移籍。

昭和50年3月23日にC55 57との重連で、九州で最後の「SLさようなら列車」として
(西鹿児島−宮崎間)牽引をしたことで知られています。
昭和50年3月31日に鹿児島で廃車を迎え、その後、
宮崎市に静態保存となりました。

放熱線がランボードの下に整理されていることが3次型の特徴ですが、
九州在籍の証である「門デフ」は、標準的な形を取り付けています。

海に近いこともあって、塩害等で一時期痛みが目立っていましたが、
近年、補修が施されるようになり、現在は屋根を付けての保存になっているそうです。
(撮影 2004.10月)


続きます