C57158
北九州市門司区 八坂神社境内

昭和17年川崎車両で作製され、
鳥栖に新製配置されました。
一時期新潟にも在籍していましたが、
22年間鳥栖に在籍した後、
ディーゼル機関車投入に伴い早岐に配属され、
昭和47年2月7日に早岐で廃車となりました。
(上の写真 2枚とも平成12年頃撮影)
然し、保存に関しては
殆ど「神社の置物」同然!
複製のナンバープレートも全く似つかわしくなく、
経歴の書かれた案内板もないのが非常に残念すぎます

前照灯もなければ、前後左右のナンバープレートも、
しかも、前面は煙室戸ハンドルがない
キャブは朽ちており、
という酷い有様です。

貴重な標準「門デフ」装備のシゴナナなのに・・・



撮影 管理者本人、 平成14年8月18日撮影のものです。

(なお、場所は門司駅から歩いて15分くらいの箇所にありました。)


そして、・・・



とうとう、平成17(2005)年5月27日
この機関車にも運命の時が・・・

以前から噂が立っていたものの、遂にメスが入ったのでした・・
保存継続の声もあまり上がることはなく、
結局解体という結果に。

(5枚ともミツセさん提供 有り難う御座います)


そして夕刻となり・・・

全て撮影 管理者本人
(カメラ携帯使用)

嘗て国鉄が行った転換策で、その遺産を残そうと多くの機関車が保存されました。
大半は各自治体に貸与された物の、丁寧に管理されず荒れた物ばかり・・。

撮影日 平成17年5月29日 全てミツセさん撮影


平成17年6月2日 
管理者本人撮影

何一つ形見の品を残さぬまま、
158号機は切り裂かれていました・・
そして完全撤収へ・・・
撮影日平成17年6月11日 ミツセさん撮影


此処にもう一つ、過去の貢献を多く伝えられぬまま、
蒸気機関車が、こんな可哀想な形で姿を消してしまったのです・・・。

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