製造初年 1937(昭和12)年 (3月22日に一号機が落成した) |
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軸配置 2C1(前輪2,動輪3,従輪1)−パシフィックスタイル | |
最大長 20280mm(20330) | |
最大幅 2800mm |
最大高 3945mm | |
動輪直径 1750mm | |
シリンダー (直径)500mm(行径)660mm |
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使用圧力 16.0kg/平方cm |
機関車重量 67.5t | |
炭水車重量 48.0(47.46)t | |
火格子面積 2.53平方m | |
シリンダー牽引力 12.8t |
最大図示馬力 1290PS | |
最高運転速度 100km/h | |
製造車両数 201 | |
製造会社 川崎車両 汽車製造 三菱重工 日立製作所 |
(括弧数値は180号−三次形です。)
「貴婦人」C57型は、1937(昭和12)年〜1947(昭和22)年迄に、
201両製造されました。
元々は、前身のC55形の63,64号となるはずが、
改良設計が入り、新たな形式“C57”として誕生したのです。
ボイラーの板厚を14→16mmにし、蒸気圧力を14→16kg/平方cmに昇圧した (以後、C62までこの圧力を越えた機関車は出てきませんでした。) |
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ボイラーの円筒の先に丸みを付けた | |
シリンダー直径を10mm縮めたが、 その分シリンダー牽引力を11.6→12.8tに強化させることができた。 |
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D51から採用したボックス型の動輪を、旅客機関車では初めて導入した |
一方で、C55の共通部品を多く使っていて、共通化も図っているのです。
(そのせいか、C55は姉妹機として「女学生」と愛好家は言うそうです。)