C57 100

(長崎市賑町中央公園)


(写真提供全て 「ふる里の蒸気機関車」伴達也様 有り難う御座います。)

現役時代 肥薩線・一勝地駅にて

撮影日1972.10.8 8:00 下り人吉行き貨物列車189レ
2004年、都城市立美術館で開催された
「くろがねの勇者たち」写真展で入賞した一枚から。

昭和14年、日立製作所笠戸工場で製造され、姫路に新製配置。
その後、宮原、宇都宮、白川、高崎に在籍しました。
1961年に鳥栖に配転後は早岐へも渡り、長崎方面での活躍が
中心となります。
短期間ながらブルートレイン「さくら」牽引にも
一役買ったことがあるそうです。


  昭和44年からは人吉に在籍し、肥薩線「川線」
(八代−人吉間)担当となって
  昭和48年4月2日 人吉で廃車となりました。

その後、長崎市の賑町中央公園に
静態保存となったのですが・・
(保存された当初のC57 100)  撮影日 1974年5月6日
此方が今の姿・・・(平成17年6月撮影)

周りは建物に囲まれ、檻に入れられたような格好に。
よく見ると前照灯はなくなり、(塗装はし直されているようだが・)
ナンバープレートが似つかわしくない模造品になってます。

よく見ると、門デフの所にリンゲルマン煙色識別板
付けられてますね。
慶応元年(1865)トーマス・グラバーが日本で初めて、
英国製蒸気機関車「アイアン・デューク号(鉄の公爵)」を
大浦海岸通りで 400m走らせた歴史的な町にしては
お粗末のひと言。(伴さん 談)

せめて鉄道に縁ある場所に置いてもらった方が、
幾らか「鉄道遺産」としての価値が高まると思うのですが・・

(写真提供 有り難う御座いました。)

C57100を眺めてみましょう


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